日本は世界でも稀にみる発酵食品の文化の国です。
その代表である味噌ですが、
善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果があり、
あらゆる病気の予防になるとされています。
スーパー等に売られている味噌は、
市場に常に一定数を納品しなければならず、
熟成を待つ時間を省くため
早く熟成するように温醸法で加工されていることが多いです。
(温度を加えることができる部屋で無理やり短時間に熟成させる方法)
また、味噌は、経年とともにますます熟成が進んで味わいが出ます。
しかし、発酵するにつれて二酸化炭素を発生させるので市販のものに関しては、
パッケージが膨らんでしまいます。
そこで、その発酵・熟成を止めるためにアルコールやエタノールを使って
酵素の活動を抑えて、発酵を止めてしまいます。
酵素は、味噌にとって重要な成分。
酵素があるおかげで、味噌は生きています。
暮らしの学び舎の3月校では、
「できるだけ元気で生き生きと、命あるお味噌を子どもたちに食べさせたい!」という想いで「手前味噌づくり」を開催しています。
日時:令和2年3月29日(日) 一時~
場所:弊社事務所 住まいの展示館エコハウス